あなたはフェード?ドロー?パッティングのスタイル別、ミス防止やライン読みの方法!

あなたもパター巧者になれる!藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方 第16回

2023/02/01 ゴルフサプリ編集部



「己を知る」とは自分をより深く理解すること。自分のパッティングスタイルやクセを知ればミスが減り、カップインの確率が高くなる!

GOLF TODAY本誌 No.608/124〜127ページより
取材・構成・文/小山俊正 撮影/相田克己 取材協力/葛城ゴルフ倶楽部

パットのラインが同伴競技者と同じでも、なぜか打球が同じようにコロがらず、曲がったり曲がらなかったりしたことがあると思います。

その理由は、構え方や打ち方が人それぞれだからです。

パター巧者でも、フェースや体のラインを「完全なスクエア」にしている人はほとんどいません。ドライバーなどのショットと同様、パットもほんのわずかですがフェースを開いたり閉じたりして、調節しながら「真っすぐ」を作り出しています。

ストロークの軌道も、カットだったりインサイド・アウトだったり。パットは振り幅が小さいため、その違いに気づかないだけです。加えて、道具(パター)が多種多様で、ヘッド形状だけではなく、ロフト角も長さも違います。その結果、球のコロがり方が人によって変わるわけです。