途中で数えるのは、やめましょう。わかりにくいペナルティ数を数えやすくする裏技

逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第33話

2023/03/09 ゴルフサプリ編集部 名取 確



撮影/相田克己

こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ 名取確(なとり・たしか)です。
ラウンドしていてよく混乱するのが、ペナルティを含めた打数。本当は、ペナルティがなければ別に問題ないのですが…。どうしたって打ちこんじゃいますよね、ペナルティゾーン。あれ?今、何打目だっけ?って時はよくありますが、そんな時に打数を分かりやすくする考え方をお伝えしたいと思います。

「ファーーーーーッ!!」ティーグラウンドで叫ばざるを得ない時もあれば、2打目で何故かよくわからず引っかけた球がOBゾーンに入ったり、グリーンを狙ったショットが池に入ったり…。悲しいかな、結果を出そうと力が入ったショットの時にはトラブルが起きやすいもんです。

「ふぅ~っ…」と息を吐いて、気持ちを整えてもう一度打てばなんてこたぁない。ナイスショットを打てることが多いのは、気のせいではない気がします。

上級者の方なら別にミスをいちいち気にしたりもしないし、打数でそんなに悩むこともないかもしれません。それは恐らく、今何打目という数え方をしていないからではないかと思います。

初心者の方ほど、数字にとらわれていますよね。正しい数を数えなければならないという強迫観念だったり、迷惑かけちゃいけないなんていう気づかいをするから、「あれ?今何打目?」ってホールの途中で悩んじゃう。そうこうしているうちにまた次を打たなくちゃいけないから、早く正しい数字が知りたい。

でも、途中で数えるの、やめましょう。

例えば、こういうプレーをしたとします。自分がやっちまったと思いながら、読んでみてください。