飛ぶのは当たり前の三代目『E・R・C SOFT ボール』 は、完全に生まれ変わって飛ぶだけじゃないボールに!
コースで打ってみて初めてわかる『E・R・C SOFT ボール』の秘密を丸裸にする!?ロマン派ゴルフ作家が検証する!
『E・R・C SOFT ボール』(2023)は、どこが新しくなったのか?コースに持ち込んで試打した様子をレポートする。
撮影/篠原嗣典
キャロウェイは、2023年2月10日に『E・R・C SOFT ボール』を発売した。
『E・R・C SOFT』としては三代目になるボールで、ファンも獲得して人気があるボールである。目立つ特徴として、2021年に発売された前モデルには、中央が赤、左右が青の三本線の「トリプル・トラック テクノロジー」が搭載されたが、新しい『E・R・C SOFT ボール』は、そのテクノロジーも少し進化させた。
アライメントの両端が、尖ったデザインになったのだ。今回のモデルチェンジで、全く新しいボールとして生まれ変わったと言っても過言ではない。
ボールの命であるコアを変更したのだ。
『CHEROME SOFT シリーズ』同様、「ハイパーエラスティック・ソフトファスト・コア」が採用されたのである。すでに飛距離性能の優秀さは証明されているし、あらゆる項目を高いレベルでクリアしているコアだ。
前モデルの『E・R・C SOFT ボール』も、飛距離性能が優秀なボールとして好感触だったが、キャロウェイはコアの性能に自信があるから、新しいボールに採用したと想像すると、それはそのまま大きな期待になる。
キャロウェイのボールは、「Callaway」の文字が半円状になったロゴで、ブランドによってマークが入っていたり、少しデザインが違う形になっている。そして、キャロウェイのロゴの下に「E・R・C SOFT」(両端にバーコードみたいなデザイン)の文字が直線上に入るのが、『E・R・C SOFT ボール』だ。
個人的な感想だが、これが実に良い感じ。前モデルでも、アドレスビューでロゴが見えるシーンのたびに、“良い佇まい”だと感じていた。もちろん、新しい『E・R・C SOFT ボール』でも、同じように感じる。