株式会社宮城テレビ放送が主催するJLPGAツアー『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』は、来る9月22日（金）から24日（日）までの3日間、今年も利府ゴルフ倶楽部（宮城県宮城郡利府町）を舞台に、賞金総額7,000万円（優勝賞金1,260万円）で開催される。

1973年にスタートした本大会は、今年で記念すべき50回目を迎える。いよいよ開幕を来週に控え、出場選手も決定した。

昨年大会初日にJLPGAツアー新記録となる60ストロークをマークし、トーナメントレコードの通算18アンダーで圧勝劇を飾った山下美夢有をはじめ、本大会に4年ぶりに帰国参戦する2017年チャンピオンの畑岡奈紗、そして今季米国女子ツアーを主戦場としている勝 みなみの出場が決定した。
そのほかのダンロップ契約選手では、先々週大会でJLPGAツアー史上3人目となる10代での3勝目を飾った櫻井心那、8月に念願のツアー初優勝を手にした菅沼菜々、今季優勝者の青木瀬令奈、小祝さくらなど、ホステス大会でどのような活躍を見せてくれるのか注目だ。

第1回大会以来、毎年宮城県で開催されている本大会では、今年も地元・宮城県関連選手、東北勢の活躍が期待される。宮城県関連の東北高校卒では3週前に今季初優勝、ツアー通算6勝目を挙げた菊地絵理香や、佐藤絵美、木戸 愛、昨年の最終プロテストに合格したルーキー・鶴瀬華月がエントリー。
東北勢の福島県出身では、先月、プロ8年目で悲願のレギュラーツアー初優勝を飾った蛭田みな美や、ホステスプロでもある2014年大会覇者の酒井美紀、昨シーズン初シード権を獲得した岸部桃子、プロ2年目の髙久みなみが出場する。

7月10日に開催された本戦出場権をかけたアマチュア選考会からは、島田紗（シマダスズ／東北福祉大学4年）、郡山瞳（コオリヤマヒトミ／東北福祉大学4年）、佐藤美優（サトウミユ／東北福祉大学4年）の3名が本戦に出場する。

また、本大会は社会貢献活動に取り組んでおり、2000年から東北初の小児医療総合病院である“宮城県立こども病院”に救急車や院内看板を寄贈するなどの支援を継続。
2004年からは大会開催前に代表選手が慰問活動を行っており、2021年からは感染症拡大防止の観点から、こども病院のこども達と代表選手によるオンラインでの交流会を実施している。

今年はどのような名場面が生まれ、ニューヒロインが誕生するのか、今から楽しみだ。女子プロたちによる華やかなプレー、そして熱き戦いは、多くの観客を魅了するだろう。