ドライバーのチーピンは、スムーズな体重移動で一発解消!

セリザワメソッドを継承|広瀬祥代が“ミスの一発解決法”を教えます! ミスの原因&練習法がすぐにわかる! VOL.3

2020/11/26 ゴルフサプリ編集部



芹澤信雄率いる『チームセリザワゴルフアカデミー』の紅一点のティーチングプロ、広瀬祥代。親切でわかりやすいレッスンで、年齢性別を問わず多くのゴルファーに人気。その広瀬がドライバーからパターまでのミスの解決法をレッスン。ミスの原因に応じた対策法が明確になれば悩みを一発解消、ゴルフがどんどんうまくなる。どんな練習をしたらいいかわからないゴルファーも必見だ!

チーピンとはボールが急角度で左に曲がるミスです。緩やかに左に曲がるドローボールはナイスな球筋ですが、予想以上に大きく曲がってはフェアウェイをキープできず、OBや林、崖などに打ち込んで大トラブルに。

「スライスを打ちたくない」とか、「ボールをしっかりつかまえよう」などと考えると、インパクトでフェースがかぶって当たりやすいので要注意。インパクトで上体が突っ込んでフェースがかぶり、それが原因でチーピンが生じるケースもありますが、この場合はどちらかといえばボールが最初から左に飛び出してしまうヒッカケが出やすいといえます。

チーピンがよく出る人はアドレスからトップまでの動きはいいけれども、ダウンスイングからインパクトにかけて体重が右足に残ってしまい、クラブヘッドをボールに届かせようとして両手が急激に返ってしまうパターンが多く見られます。

右足体重のまま下半身が止まった状態で両手が返るため、フェースがかぶって当たり、ボールが目標の方向に飛び出して、左に大きくカーブする曲がる球筋となるのです。クセになると厄介ですから、早急に修正しましょう。