13代目のゼクシオは飛ぶようになった? 令和の試打職人・石井良介がゼクシオ 13 ドライバーを最速試打レポート!
令和の試打職人・石井良介の試打レポート
待ちに待ったゼクシオの最新作・ゼクシオ 13 ドライバーが12月9日に発売される。新作が出るたびに話題となるゼクシオ。その完成度の高さは歴代モデルで実証済みだが、そうなると余計に次はどんなドライバーなのかが気になるところ。ということで一足早く打った令和の試打職人の石井良介に、そのキャラクターと性能を分析してもらう。
写真/ゴルフサプリ編集部 撮影協力/千葉セントラルゴルフクラブ
「ゼクシオ13ドライバーを構えてみてまず感じたのは、シャフトが35~40グラムと軽量で、フェースもちょっと左を向いていること。ヒール側にボリュームが集まっている印象もあって、いかにもフェースがターンして球がつかまるイメージを湧かせてくれます。ヘッドを上から見るとフェースのマスキングも何となくグースっぽく見える。実際にそうではないですが、ヘッドが凹んで見えるような感じさえあって、何もかも球がつかまる方向の見た目です。さらに、ワッグルしてみると先端がよく動く。歴代のMPシャフトの中でも最も先端部の剛性が軟らかく、球を持ち上げてくれると感じられます。楽に高い球が打てる性能を予感させます」
ソールのデザインは、いわゆるゼクシオトラディショナル。伝統を継承した安心感を醸すデザインだが、そこにトレンドのダークネイビーとメタリックグレーを配色した。メーカーいわく“大人のゆとりを表現した”デザイン。確かにカッコいい。
ヘッドを地面に置くとトップラインがややフックになり、石井の言うようにボールがつかまるイメージが湧く。ヘッド形状は適度に丸みがあるシャロー設計で座りもいい。