アウト・インのスタートホールが隣合わせになっているカレドニアンゴルフクラブ。その周囲を取り囲むように、ブルーのブルゾンを着たギャラリーたち。2020年にスタートしたコスモヘルスカップシニアトーナメントが、昨年から採用している選手とギャラリーを盛り立てる応援団「盛り上げ隊」だ。今年は隊長に山内鈴蘭さんを迎え、より大きく、元気な声援で、スタートしていくすべての選手たちを送り出した。

写真／圓岡紀夫 取材・文／下山江美

「コスモヘルスカップシニアトーナメント」は、「ゴルフを通じて健康寿命を伸ばす」という当時の倉本昌弘PGA会長の考えと「健康で長生きできる人を増やす」というコスモヘルス（株）の理念が一致して2020年に始まった大会。

2021年までは無観客開催だったが、昨年からようやくギャラリーを迎えての試合開催が可能になった。そのタイミングで、コスモヘルス（株）現・会長（当時は社長兼大会会長）の鈴木優輔さんが、PGAのメジャー大会を彷彿とさせるべく、大きな歓声で選手たちを送り出したいと、同社の有志200名で「盛り上げ隊」を結成。積極的な掛け声や拍手で選手を応援するようになった。

今年は、さらにバージョンアップした「盛り上げ隊」を結成。大会の舞台を千葉県のカレドニアンゴルフクラブに移すとともに、隊長にタレントの山内鈴蘭さんを迎えて、元気印の応援に拍車をかけた。