タイガー・ウッズの大学時代の強敵で“復活請負人”として注目のティム・クラークって知ってる?

佐渡充高のプレミアム・ファイル

2024/02/17 ゴルフサプリ編集部



ゴルフ番組やゴルフ雑誌ではあまり語られることのないトピックを、ゴルフジャーナリストやトーナメント中継の解説者として活躍する佐渡充高が取り上げ、独自の見解とともにお届けします。

GOLF TODAY本誌 No.620/99ページより

ラッセル・ヘンリー(34歳)はデビュー戦で初優勝を飾り5年間で3勝も、その後は逆転負けループに陥りトラウマになっていた。

22年1月ソニーオープンでは5打差を松山英樹に、21年全米オープンも最終日首位発進から76と崩れ13位タイ。悪夢で眠れぬ夜が続き、すがる思いでコーチを依頼したのは南ア出身ティム・クラーク(48歳)。PGAツアー2勝の実績のみならず、努力と工夫で苦難を乗り越えPGAツアーを生き抜いた大先輩だ。

悩める後輩を救おうと早速、熱血セッション開始。ヘンリーは10カ月後におとずれた最終日首位の好機を堂々と逃げ切り5年ぶり通算4勝目!復活優勝に導いたクラークも復活!と2人は脚光を浴びた。ヘンリーの躍進は続き23年はマスターズ自己ベスト4位、年間ランク14位、デビュー11年目で最高のシーズンとしクラークは復活請負人と言われはじめた。

クラークの初優勝は2010年準メジャーのザ・プレーヤーズ選手権、2勝目が14年カナディアンオープン。メジャーではマスターズ2位、全米オープン3位と活躍し現在もツアーの出場権を持つ。しかし、2016年1月の試合を最後に離脱、その主因は負傷だった。

01年ルーキー年はわずか3試合後に右手首負傷で手術。14年2勝後は左ヒジ痛で2度目の長期休養。次第に選手育成やコーチングへとシフトしていった。