古江彩佳が米ツアー開幕戦で首位発進! ドライバーは「B3 MAX」!? 「スターウォーズみたいなデザインでカッコいい」(古江)
新しいドライバー、ブリヂストン「B3 MAX」を手にする古江が首位発進!
アメリカ・フロリダ州・レイクノナゴルフ&CCで開催されている米女子ツアー開幕戦、ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオン。7バーディ、ノーボギーの65で初日首位に立った古江彩佳の手には見たことのないクラブが握られていた。
写真/ゴルフサプリ編集部
アメリカで女子ツアーが開幕! 2024年も熱い戦いが繰り広げられ、誰がニューヒロインとなっていくのか楽しみである。第1戦のヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオン、日本からは畑岡奈紗、稲見萌寧、古江彩佳の3選手が出場。プロアマ形式のラウンドでトップに立ったのは古江彩佳だった!
昨シーズンは優勝こそなかったものの、メジャーではトップ10入りなど安定した成績を残しシードを獲得。フェアウェイキープ率は84.6%と堂々2位のスタッツを残している。
オフシーズンのトレーニングもさることながら、初日トップの成績をサポートしたのは新しく投入されたクラブやボールだった。
ドライバーは未発表モデルながらソールの刻印等を見ると「B3 MAX」というモデルだとわかる。すでに発売されて人気となっている「B1 ST」、「B2 HT」に続く、「B3」の後継モデルとみて間違いなさそうだ。
「新しいドライバーはプロトタイプを打った時からよくて、かなり進化を感じていたので試合で使えるのを心待ちにしていました。バックスピン量が2800rpmから2100rpm、無駄なスピンが少なくなってランも出やすくなりました。飛距離も出るし風にも強いと思っています。前に使っていたモデルよりも直進性が高いので方向性も良くなった気がします。FWキープも今まで以上にしやすくなると思います」(古江)
と、そのコメントの通り、初日のフェアウェイキープ率はなんと100パーセントをマークしている。
もう1本、新たに投入したのはユーティリティ、ハイブリッドの5番だ。
「新しいH5は球の高さと直進性がいいですね。構えた感じもターゲットに対してスクエアに構えやすいです。今回のシリーズはドライバーを含めてスターウォーズのような宇宙を連想させるデザインでカッコいいですよ」(古江)
そして、じつはボールも切り替えているという。こちらのほうは「ツアーB XS」のニューモデルのようだ。
「私が『XS』を選んでいた理由は風に強く、スピン性能が優れているので、どんどんピンを狙って攻めて行けるのがいいところ。今回の新しいボールは弾道が強いままで、アプローチでのフィーリングがさらに軟らかく感じるのでよりアグレッシブに攻めて行けそうです」(古江)
そういえば米国女子ツアー初優勝を挙げた「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」のときも当時、最新の「B3 SD」を使って制した古江。
ひょっとして「B3」のニューモデル初戦は古江にとってのラッキーデーなのかもしれない。