【バックスイングをインサイドに引きすぎ】なゴルファーはスイング軌道を勘違いしている?!

逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第62話

2024/02/23 ゴルフサプリ編集部 名取 確



こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ 名取 確(なとり・たしか)です。
練習場では良い球を打てるけど、本番だと思いっきりシャンク気味だったり、体がめちゃくちゃ開いてアウトから入ってしまったり…色んな悩みをお持ちの方から、スイング改善のご依頼を頂きます。今回は「インに引きすぎちゃってミスが多発するんだけど、どうしたらいい?」という悩みに回答しまーす!

写真/ゴルフサプリ編集部

そもそも、バックスイングをインサイドに引く人はスイング軌道を勘違いしています。これ、絶対です。スイング軌道=ヘッドが動く軌道。それを真上から見た時に、クラブの先っちょがどういう線を描くかを考えてみて欲しいんです。

スイングの軌道を頭の中でよ~く考えてもらうと良いのですが、中々コレをしないんです。インサイドに引いている人は、例えるならばスイングの軌道を「分度器」みたいにイメージしているんですよね。インパクトをスクエアに当てようと思ったら、ズレが許されるのは2度程度までです!分度器の角度でいったら、2度以内のズレってメチャクチャ小さいですよね。

ちょっと体が開いたら…ちょっと手が前に出たら…ちょっと立つ角度がズレたら…こりゃもう2度じゃ済まないですよ。あっという間に6、7、8度…。そこまで行ったらほぼOB!!ですからね。