グリップと体の間隔「こぶし1つ分」ってどこからどれくらい?「そりゃそうだ」と感じられるヒントを見つけた
逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第61話
こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ 名取 確(なとり・たしか)です。
グリップと体の間隔はどれくらいにすればよいのか?!というレッスン記事はい~っぱいあるみたいですね!でも皆さんどれだけちゃんとそのレッスンを落とし込んでますか?せっかくいっぱい良いこと書いてくれてるんだから落とし込みましょ!
グリップと体の間隔は結構近い
グリップと体の距離。私は結論から言うと、「いいね!」マーク1つ分です。この距離はおへそからではなく、下腹部からグリップエンドまでです。腕をだらーんと垂らしたところでグリップしていくと、私の背丈(169センチ)だとおへそより下、お腹の一番下の位置で「いいね!」作るとちょうど良いです。
でもこれって前傾角度によっても変わってくるので、まず正しい前傾角度ができていてくれるとこの感覚が合ってくると思いますよ。まずショートアイアンでこの距離感を身につけるのが良いと思います。
【アドレスの注意点】
(1)前傾角度30~35度⇒背中にクラブを当てて、全体を前に倒す
(2)絶対腰を反らない⇒腰を反るとおへそも上向くし腰を痛める
まず、正しい前傾ができないとグリップと体の間隔の話は意味がなくなっちゃうので、まずは前傾のやり方をシッカリ覚えてくださいね。
首を下に向けて背中の上の方だけ曲がってるのは最悪ですよ!
前傾ができたら、肩からだら~んと腕を下ろしてください。その時に腕を前に出しちゃう人が多いのですが、脱力ですよ脱力!!
これができればグリップと体の距離が落とし込めるのは近いですからね。
クラブで押して確認
結局、グリップと体の距離はインパクト時に自分が1番ボールを押しやすい(力が加わりやすい)ポイントであればいいんです。目安がさっき言ったように「いいね!」1つ分なんですけど、人によってその距離は少し違うと思います。
チェックの仕方は下記。
(1)前傾を作って目安の距離でグリップしてみる
(2)左手の甲を前から押してもらう
(3)跳ね返すように力を入れる
(4)力が一番入りやすいポジションを探す
このチェックも、結局前傾が取れてないとわからないのでしっかり前傾しましょうね。
そして、右手で押しちゃダメ!右肩を前に出さずに、アドレスをした位置~インパクトの位置で左手の甲を押してもらいます。あくまで自然にスッと構えたところでチェックをしましょう。体に力が入っていると、良いアドレスというか腕の位置というか…脱力しても力が入るポイントというのが感じられなくなってしまいます。
自分でチェックするなら、アドレスを作ってクラブを何か段差とかに引っ掛けて左に押してみてください。力が入るポイントはすぐにつかめるはずです!
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