習ったその日に腰痛が消えた!? 奥嶋誠昭が石井良介に教えた腰に負担のかからないスイングとは?

石井良介のゴルフ・すべらない話:第13回

2024/02/28 ゴルフサプリ編集部



石井良介の一面を一人語りという形でお届けする連載企画「石井良介のゴルフ・すべらない話」をどうぞ。第13回は、前回に続いて師匠・奥嶋誠昭氏をお迎えして、ゴルフが要因の腰痛の話などについて語り合います。

写真/ゴルフサプリ編集部

石井 今回も奥嶋誠昭コーチの「REAL SWIN GOLF STUDIO」にお邪魔して、コーチとスイングに関する四方山話をしていきます。前回は「やっぱりゴルフは習った方がいいよね」というところで話が終わりました。

奥嶋 そうだね。正直、僕も昔はゴルフは習わなくてもいいや、くらいに思っていた。でも今の立場になって、特にアマチュアの方は、習わないととんでもないところに行っちゃうことがわかった。練習していても「今ここが違った」とわからないから、すぐに迷っちゃう。ゴルフって、何となくやってうまくいくのは最初だけで、正しいことを続けないとその上には行けない。だからちゃんと習った方がいい。

石井 我流のプロもいるけど、そんな人ってやっぱり天才で、ほとんどの人はそうじゃないからね。

奥嶋 僕のスタジオには毎日のようにグループレッスンに来る人もいて、中には4時間とかずっと打つ人がいる。最初はいいけど、ご本人も疲れてくるし、4時間となると、こっちもちょっと目を離すこともあるわけ。そうすると全く違うことをやり始めていたりする。そういう人を見ると「なるほど、こうなっていくんだなぁ」と改めて感じるよね。だから長くやればいいということでもない。

石井 ゴルフに限らないけど、わかっちゃったか、わからないか、だけだと思う。仕事も料理も仕組みというか、理屈がわかれば早く覚えられる。必要なピースもわかるしね。でも、見えていない人がほとんどなんだと思う。

奥嶋 スイングにはいろいろ動きがあるから、辻褄が合わないと一つの動きとして繋がってこないよね。

石井 そうそう。言われた時にはわからなくても、寝かしておくと何ヵ月後とか何年後とかに結びついてくることがある。だからやりかけのこともキープしておかないといけない部分があると思う。