目標にアドレスできていない? 体の向きがわからなくなったら「ヒジのライン」を見て!

ゴルフコーチ・吉本舞が即解決! 『初級ゴルファーからの相談が多いゴルフの悩み』 Case:05

2024/03/04 ゴルフサプリ編集部



練習場ではマットの向きに合わせて構えられるが、コースでは方向を示すものが何もない。ターゲットに対して正しく立ちたくても自分のカラダの向きがわからず、アドレスでモジモジしてばかり。「遠くの目標ばかり見ていると方向感覚がマヒしやすいんです」と吉本舞コーチ。どうやって構えたらいいかを教えてもらおう。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ

構えているうちに自分がどこを向いているかわからなくなった。モジモジしているうちに間違った方向を向いてしまい、結果はミスショット。初級ゴルファーに限らず、経験豊富なゴルファーにもそんなことがよくあります。

練習場ならマットの向きと平行に構えればナイスショットが打てます。でもコースではマットが無いので自分で方向感覚をしっかり持たないといけません。

ドライバーのように飛距離が出るクラブで打つときは、ターゲットを200ヤードくらい先のフェアウェイに設定しますよね。ところが遠くしか見ないと方向感覚がマヒして、自分のカラダの向きの判断が難しくなるのです。

そこでアマチュアの方々にはボールとターゲットを結ぶ飛球線をイメージし、ボールの30~50センチくらい先の飛球線上に何か目印を見つけておくことをオススメしています。

目印はディボット跡や芝の切れ端など何でも構いません。アドレスを作るときはフェース面を目印に真っすぐ向けて、肩や腰、スタンスなどカラダの全体を飛球線に対して平行にセットすればOKです。