今週、開幕する日本女子ゴルフツアー「第37回 ダイキンオーキッドレディース」の練習日、出場選手たちは技術的な調整とともに使用するクラブ、各種ギアの調整にも余念がない。そんな中、9.3Kかどうかはわからないが、ブリヂストンの新しいドライバー「B3 MAX」を阿部未悠がテストしているという情報が入った。

写真／ゴルフサプリ編集部

今週開幕の「ダイキンオーキッドレディース」に出場する阿部未悠が、ブリヂストンの新しいドライバーを練習ラウンドでテストしていた。ソールのヒール寄りには「B3 MAX」というモデル名が書かれており、現在売上好調な「B1 ST」「B2 HT」の派生モデルと見られる。

阿部未悠によれば「好みの打感で、構えた時の印象も良いですね。ただ、ロフト9.5度だと球が強くて、10.5度だとちょっと上がりすぎるので打ち出し角度の調整が必要なので、もう少しテストが必要ですね」と開幕戦での使用はないようだが、2戦目・3戦目には実戦投入されそうだ。ちなみに、阿部未悠の現在の使用ドライバーは「B2 HT」だ。

現場にいたブリヂストンゴルフの担当者によれば「10Kまではいかないですが、9K以上の大慣性モーメントを実現しています。大慣性モーメントのドライバーにありがちなダウンスイング時のヘッドの垂れなどもなく、スムースに振り切れます」とのこと。

特徴的には特大の慣性モーメントによる直進性の強さ。また、テスト中のツアープロたちからは、飛び方に安定感があるという声が多く聞かれるという。飛距離性能も評価されているということなので、曲げずに飛ばしたいアマチュアゴルファーにとっては、注目すべきモデルのひとつになりそうだ。

また「B3 MAX」のほか「B3 MAX D」という、モデル名からつかまり重視の性能を持たされたと思われるモデルも存在する。試打クラブがショップに並ぶ時期は未定だが、ツアー投入も済んでいるので近々であろう。