クラブヘッドを浮かせて構えると良いことがあるって本当? コレ、キレイなスイングの条件なのです

ゴルフコーチ・兼濱開人がレクチャー 初心者から覚える『キレイなスイング』の作り方! VOL6

2024/03/17 ゴルフサプリ編集部



兼濱開人コーチが初心者にも分かりやすくレッスンする『キレイなスイングの作り方』シリーズ。第6回はキレイなスイングが身につくアドレスのちょっとしたコツをレクチャーする。見た目はほとんど変わらないが、実際にやってみると感覚的には大違いだ。しかもテークバックの始動が驚くほどスムーズになる。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/学芸大ゴルフスタジオ

アドレスの姿勢を作ったらクラブをスムーズに始動させることがキレイなスイングの重要なポイントとなります。

スイングを始める前に「カラダをこう動かさなくちゃ」とか「クラブをこの方向に上げよう」などアレコレ考えるとアドレスが固まってクラブを動かし出すタイミングが分からなくなってしまいます。

アドレスはクラブを構える姿勢であると同時に、テークバックの動きをスムーズにするための準備体勢と考えてください。

プロたちのアドレスはクラブヘッドを芝の上に置いて構えているように見えますよね。けれども実はほんの僅かですが、1ミリくらいクラブヘッドを浮かせて構えているのです。中には見た目にも明らかにクラブヘッドを浮かせて構えるプロもいます。これは両手にクラブヘッドの重さを感じ取っておくためです。

実際にクラブヘッドのソールの面を芝につけて構えている人も、アドレスを作る段階で軽くクラブヘッドを浮かせて両手にクラブの重さを感じた状態でソールを静かに芝につけるようにしていることが分かります。