ドロップしたボールが自分の足に当たった!これってペナルティー? それとも再ドロップ?

知っていると得するルール&マナー

2024/03/20 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦



2019年にドロップに関するルールが大きく変更されたのはご存じの通り。しかし、いまだに“うろ覚え”のゴルファーが多いようで、「どうすればいいんだっけ?」という人も。間違った処置をすると罰が増えることも。しっかり覚えておきましょう。

ドロップしたボールが自分の足に当たってしまった。そんなによくあることではありませんが、起こりうる可能性は十分にあることです。何となく、「ボールは体や道具に当ててはいけない」と思いがちなので、当たった瞬間、「ヤバイ」と思った人も多いのではないでしょうか。

しかし、ルールはそれほど厳しくありません。
というのも、ドロップに関して重要なポイントになっているのは、「落とした球が救済エリアに落下すること」と、「その球が救済エリアにとどまること」だから。足に当たっても何ら問題はなく、止まった地点が救済エリア内であれば、そのまま止まったボールでプレーを続ければいいのです。

なお、足に当たったボールが救済工リアの外に転がっていってしまった場合は、再ドロップが求められますが、このときも罰なしです。もう一度、救済エリア内にドロップしてください。

また、足に当たる、当たらないは関係なく、再ドロップしたボールが再び救済エリア外に出てしまった場合は、再ドロップした球がコース上に落ちた所にリプレースをします。リプレースしても球が止まらない場合、再度リプレースし、それでも止まらない場合は、ホールに近づかない球が止まる最も近い箇所にリプレースします。この辺りの手順はしっかり覚えておきましょう。
ちなみに、自分の用具に当たっても、対処法は同じ。とはいえ、救済エリア内に用具は置いておかないようにしましょう。