ドライバーで飛ばしたいなら『クラブに引っ張られないように振れ』!これって、どういうこと?

吉本巧が解決してきた「生徒さんによくあるゴルフの悩み」Case.08

2024/03/27 ゴルフサプリ編集部



若くして単身アメリカに渡り、ジュニア、大学、ミニツアーで腕を磨いたのちにコーチとなった吉本巧。彼がこれまでアマチュアに多く相談されてきたことを披露し、その原因と解決策を教えるシリーズ。お悩みを共有できる人はもちろん、向上心をもってゴルフに取り組むあなたにも役に立つこと間違いなし。第8回のテーマはドライバーの飛距離不足。力まかせではなく、誰でもできる効率よく飛ばすポイントを教えてもらう。

ドライバーの飛距離が出ないのは多くのアマチュアゴルファーに共通の悩み。飛ばすにはヘッドスピードを上げなければなりませんが、問題は上げ方。若くてパワーがあるうちは腕力頼りでも何とかなりますが、そのうち飛ばなくなります。そもそも安定感がないですから力づくはおすすめできません。

必要なのは効率良くヘッドスピードを上げること。結論から言うと、インパクト〜フォローで、クラブヘッドと体が引っ張り合う関係になること。腕がクラブに引っ張られる感じが出ると力を使わずにヘッドスピードを上げることができます。「頭を残して打つ」という昔からある教えはこの形を表していて、クラブに引っ張られないようにすれば必然的に頭が残るわけです。