中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、テーラーメイドのステルス2・ステルス・SIM MAXユーティリティ打ち比べについてお話します。

アイアンセットは、5番～PW、6番～PWのセットが当たり前になり、5番、6番の上のクラブセッティングをどうするか悩まれている方が多くいます。
5番・6番アイアンに変わるクラブといえば、FW系とUT系に分かれますが、今回は、UT系を基準にご説明いたします。

5番アイアン
ロフト22度　⇒　20度前後のUT
ロフト25度　⇒　23度前後のUT

6番アイアン
ロフト24度　⇒　22度前後のUT
ロフト27度　⇒　25度前後のUT

まず、このようなロフトが基準になると思います。
UTは、アイアンに比べて長さが、1インチ程度長いため飛距離も出やすくなります。

また、クラブの特性や挙動によって、思っていたよりも距離が出る場合があります。ボールが拾いやすかったり打出し角が高かったりすると思った以上に距離が出ます。

・フェアウェイから打つ時の飛距離
・ラフからの打つ時の飛距離
・ショートホールでティーアップして打った時の飛距離

シチュエーションによって飛距離が変わってきますのでコースに出る前に距離感をつかんでおくといいでしょう。