ドライバーのロフト角、9.5度と10.5度では、どっちのほうが飛ぶ?
飛距離を伸ばす要素はいろいろあるけれど、ハイハンデのアベレージゴルファーはドライバーのロフト角に注目! 技術力に対して、ロフト角が少ないと、良い結果を得られないことがけっこうあるんです。
写真/ゴルフサプリ編集部
「ドライバーのロフト角、9.5度と10.5度だと、アベレージゴルファーが飛ばせるのはどっちなんでしょう…?」
つい先日、ゴルフサプリ編集部のKさんがこんなことを訊いてきました。
ツアープロ、ティーチングプロ、クラブデザイナー、クラブフィッターなど、立場によって考え方等に違いがあるため、正解はないと思いますが、日常的にハイハンデのアベレージゴルファーと接している私からすると、ロフト角10.5度のほうが良い結果を得られると感じます。
ドライバーで飛距離を稼ぐには2500回転ほどのバックスピン量が最適と言われますが、この回転数は技術レベルが高く、ヘッドスピードも速い、ある意味限られたゴルファーのもの。
100切りを目指す、もしくはまれに100切りできるようなアベレージゴルファーの場合、この回転数だとボールが思ったほど上がらず、キャリー不足によって飛距離をロスする傾向があります。
着弾後、ランが出る状況なら、低めの弾道でも総飛距離を伸ばせるかもしれません。しかし、そうでない場合は、弾道が低いとすぐに着弾してしまうため、思うような総飛距離を獲得することが難しくなります。