ゼクシオ13のシャフトをVANQUISHにしたら、さらにぶっ飛ぶ!?
オグさんがお答えします!
皆さんこんにちは。おぐさんです。今回は、編集部からお題を頂きました。そのお題とは、「ゼクシオのドライバー、リシャフトするとしたらどんなシャフトがよいか?」というものです。クラブフィッターとしては、フィッティングさせてくださいよ~と言いたいところですが、ゼクシオのヘッドと相性のよいシャフトを考えよ!ということなのでしょう。ということで私なりに考えてみました。
写真/ゴルフサプリ編集部
ゼクシオのヘッドは、代々ミスに強く、上がりやすい。それでいて慣性モーメントが適度で、ターンさせやすい設計。最近の海外モデルに多い、慣性モーメントを追求し、ミスに強くするといったヘッドとは考え方が違います。慣性モーメントが高いとどうしてもヘッドのターンが穏やかになりますからね。振りやすさとミスへの強さを両立した、純正シャフトを含めたクラブとしての完成度が高いクラブがゼクシオだと感じています。
ゼクシオのヘッドは、適度にターンがさせやすいのでつかまりも良いです。その特性を生かしたシャフト選びがカギになりますね。
ゼクシオとの相性が良いと考えるのは、シャキッとした剛性感のあるシャフト。ヘッドスピードが穏やかなゴルファーには、しなりが大きいほうが飛ばせる可能性は上がりますが、つかまりすぎてしまう可能性も出てきます。高さや、つかまりはヘッドで演出できるので、芯で打てる確率を高めやすいしなりすぎない剛性感のあるシャフトがヘッドの性能を生かせるかなと。
具体的なモデルとしては、フジクラのプラチナムスピーダーや、三菱ケミカルのヴァンキッシュあたりですね。すでにタイミングを合うシャフトの銘柄が決まっているなら、普段よりワンフレックス硬めのモデルを試してみるのも良いと思います。