「ビハインド・ザ・ボール」の練習をしよう!ショットの安定感が急上昇
頻繁に練習しているのに、安定したショットがなかなか打てなくて…。そんな人はビハインド・ザ・ボールで打てているかチェックしましょう。打てていないならぜひ参考にしてください。
写真/ゴルフサプリ編集部
「今のボールがラウンドのときも打てればなぁ…」
「このショットがいつも打てればなぁ…」
きっとあなたもこんなことを思ったり、口にしたりしたことがあるでしょう。
ゴルフスクールなどで日常的に練習場に居て、たくさんのアベレージゴルファーと接していると、このようなつぶやきをよく耳にします。
ナイスショットをした際や完璧と思える一打を放ったときなど、思わず出てしまう言葉ですよね。
常に良いショットが打ちたい…。
この思いはゴルファーならある意味仕方のないことですが、その思いが強すぎると良い結果になかなか結びつきません。
週末に行われたUS PGAツアー「バレロテキサスオープン」最終日。
D.マッカーシーはバックナインで7連続バーディを奪いトップを独走していたA.バティアに追いつき、勝負はプレーオフへともつれ込みました。
プレーオフ1ホール目のパー5。両者ともにティショット、セカンドショットを安全なポジションに運びます。
グリーンを狙うおよそ100ヤード程度の3打目が勝負の別れ目になるだろうと思っていたところ、D.マッカーシーはざっくりの大ダフリ。ボールはグリーンの20〜30ヤード手前を横切るクリークへ…。パーであがったA.バティアがツアー2勝目を挙げました。
D.マッカーシーはまだPGAツアーでの勝利はないものの、学生時代はオールアメリカンに選出され、下部ツアーでは優勝経験があり、世界ランク30位のトッププレーヤーです。
そんな選手でさえ、ダフって、池ぽちゃをやらかすわけですから、やはりゴルフはよく言われるように「いかにミスショットをなくすか」というゲームでしょう。
このことから「このショットがいつも打てればなぁ…」というマインドは、あまりおすすめできるものではありません。
ミスショットをできるだけ少なくするには、基本に則ったスイングが大切で、いくつかあるチェックポイントを地道に練習して身につけるのが上達への近道でしょう。
チェックポイント=スイング中に気をつけるべき点は、例えばスウェーをしないや前傾角度を維持するなどがありますが、「ビハインド・ザ・ボール」でインパクトをする、というのも大切です。