アイアンのシャフトを換えたら弾道は高くなる? それともロフトの設定を変えたらいいの?
オグさんがお答えします!
皆さんこんにちは。おぐさんです。今回は、お客様からのご相談を受けた内容がテーマです。その内容とは「アイアンで高さが出ないのだけど、シャフトを替えたら上がるようになる?」といったもの。アイアンの高さが出ないゴルファーは一定数いらっしゃいます。スイングが原因の場合が多いですが、クラブに原因があることも多々あります。
写真/ゴルフサプリ編集部
高さが出ない原因がクラブにある場合、その原因の元がヘッドのロフト設定であることが多いです。現在のアイアンは、飛距離を追求するためにロフト角が小さく設定されているモデルがたくさん市販されており、そういったモデルを使用することが、高さを出せなくなってしまう原因のひとつになっています。
現在の市販されているアイアンでは、最もロフト角が小さいモデルが7番で25度、最もロフト角が大きいモデルが7番で35度とその差は同じ番手で10度も差があります。アイアンでいう10度は、2番手以上の差がありますので、今まで高さが出ていたゴルファーがそういったアイアンに替えることによって飛距離は出るようになったが、高さが出なくなったというケースはよく聞きますね。ですが、そういったモデルもただロフト角を小さくしているだけでなく、ヘッドの構造によって高さを確保できるようになっています。しかしゴルファーによっては、小さくなったロフト角の方が、高さを出すヘッド構造よりも効果が大きくなってしまい、高さが出せないといったことにつながってしまうのです。