「サロンパスカップ」優勝のリ・ヒョソン、これで海外メジャーVも当確!?

2024/05/07 ゴルフサプリ編集部



優勝はリ・ヒョソン。ぜひともこの名前を憶えてほしい理由とは?(写真は2024年ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 撮影/Getty Images)

先週の国内女子メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は韓国のアマチュア・リ・ヒョソンが最終日に7打差を逆転して優勝しました。ツアー最年少優勝記録を更新した15歳は、遠くない将来に海外メジャーでの勝利の予感がします。

リ・ヒョソンは最終日の18番パー5で、残り235ヤードの2打目を3番ウッドで2オンに成功させてイーグルを奪いました。これが決め手となって1打差での勝利をつかみ取りましたが、このプレーがいかにすごかったかを見てみましょう。

大会は4日間を通じて好天に恵まれたこともあって、最終日のグリーンのスピードは14 3/4フィート。コンパクションは25と非常に硬く、速くなりました。

6665ヤードと長いコースはパー4の2打目でもユーティリティなどの番手を持つケースが多く、グリーンに直接キャリーさせて止めるのは至難の業。そこで花道を狙った選手が多かったのでしょう。最終日のデータを見ると、全選手トータルのフェアウェーキープ率が70%だったのに対してパーオン率は52%にとどまっています。この日プレーした65選手のうち、パーオン率が50%を超えたのは30選手でした。

このセッティングで、ウッドでグリーンに止めたのは見事というしかありません。