鈍角?鋭角? フェアウェイウッドとユーティリティではヘッドの入れ方がちょっと違う!
吉本舞がコーチ スコアメイクの万能クラブFW&UTの使いこなしテク教えちゃいます! VOL.1
今ではドライバーやミドルアイアンよりも使用頻度が高いといわれるフェアウェイウッドとユーティリティ。
コレがちゃんと打てないとスコアにならない。吉本舞コーチに使いこなしのポイントを教えてもらおう。
GOLF TODAY本誌 No.624/78~79ページより
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ
フェアウェイウッドとユーティリティの打ち方に大きな違いはありませんが、地面の上のボールを打つためにレベルブローかダウンブローでないといけません。
ドライバーと同じくらいシャフトが長いフェアウッドは鈍角な軌道で入れていくレベルブローのイメージです。どちらかといえばドライバーが得意な方に馴染みやすいでしょう。ヘッド体積が大きくて重心深度も深いためボールの高さを出しやすい上にヘッドスピードも上がるので、飛距離も出ます。
一方のユーティリティはシャフトが短めで距離はやや落ちますが、クラブをスムーズに振りやすくてミートしやすいのが長所です。シャフトが短いぶんダウンブローにとらえやすいのでアイアン感覚で打ちたい方にマッチしているといえます。ロフト角がほぼ一緒の7番ウッドと4~5番ユーティリティのどちらを使えばいいかがわからないといった悩みをよく聞きますが、自分のイメージを出しやすいほうを選ぶといいでしょう。
私の場合、フェアウェイウッドは3番、5番、7番、ユーティリティは4番と5番をキャディバッグに入れていますが、7番ウッドと4番ユーティリティは10ヤードくらい距離の差があります。私のクラブセッティングを参考にして使うクラブを決めてくださいね。