ニューシャフトは“クセのない中調子”ばかり!? でも、ちょっとずつ違うから慎重に選んでね
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第153回
発売間近もしくはすでに発売が開始されたニューシャフト。その試打インプレッションをしてモヤモヤするというT島氏。その理由は? ゴルフライターのT島氏が大蔵ゴルフスタジオの金子フィッターと語り合います。
最近、新しいシャフトをインプレッションしてモヤモヤしています。
どういうことですか?
“クセのない中調子“的なシャフトばかりな気がします。
そう言われると、たしかにそうですね。三菱ケミカルのディアマナBB、フジクラのスピーダーNXバイオレットもそうですね。まだ試していませんが、グラファイトデザインのツアーAD GCも、そのように聞いています。
そうなんですよ。
とか言いながら、どのシャフトも好きでしょ?
好きです!ちなみにUSTマミヤさんのTHEアッタスV2も、デザインチューニングさんのCOREも“クセのない中調子“とインプレッションしてしまった。
T島さんが好きなシャフトばかりですね(笑)最近手元のしなりが・・なんてあまり言わなくなりましたね。とは言え手元が硬すぎるとまた嫌がるという・・・好みが少し変わってきたT島さんです。
すっ鋭いな。さすがプロ。間口が広い。嫌いな人が少ないシャフトばかり目立つかなぁ・・・
そうですね。もちろん個性的なシャフトも発売されていますけど、THEアッタスV2が地味に支持された影響もあるかもしれないですね。
そうだね。扱いやすいシャフト。“リシャフト初心者に勧めたい”なんて雑誌のキーワードになりそうなシャフトです。
とは言え、クセのない中調子だからと言って全部同じじゃないのが難しいです。
そうなんですよ。正確に言えばクセのない=極端な動きをしないということですから。
以前は高弾性繊維のシートを使うとパリッとするというか、張りを感じるとか、言われましたけど、今はそんなシャフトないですよね?
そうだね。ダイヤモンドスピーダーとか高弾性繊維をふんだんに使っているけど、扱いにくくないよね。
独特のスピード感がありますが、勧めやすいシャフトです。