ロフト15度の3Wが難しいなら『16.5度ウッド』がいいんじゃない? 飛距離も変わらないかも

気になるギア|3Wよりやさしくて5Wより飛ぶ16.5度FWに注目

2024/09/20 ゴルフサプリ編集部



2024モデルのフェアウェイウッドを見渡すと、メーカーによって呼び名や番手表示はまちまちだが、3Wと5Wの中間のロフトとなる16.5度のモデルが見受けられる。昔風に言えば“バフィ”つまり4番ウッドだ。なぜ今16.5度なのか? 気になったので試してみた。

GOLF TODAY本誌 No.628 149〜150ページより
取材・構成・文/大塚賢二 撮影/相田克己 協力/サザンヤードCC(茨城県)

16.5度FWを試打した編集部員。現在使用中のFWセッティングは、2人共に5Wと7W。3Wはミスが多いから使用していないと言う。

では16.5度はどうだったのか? 4つのモデルそれぞれの感想の前に総評を聞いてみた。

「16.5度と3W(15度)、たった1.5度の差なのに明らかに16.5度の方が球が上がりやすい」、「5Wより10ヤードくらい飛ぶ」との評価。しかも、打ちやすさは5Wと大差なく、3Wよりはやさしく感じると言う。

実際のラウンドで5Wと7Wの飛距離差は出にくいので結果的にグリーンに届かなくても成功率の高い7Wを使うことが多いと言うのみ助。
「16.5度なら7Wとの飛距離差が出て、やさしさは5W並みなので、16.5度と7Wのセッティングが良さそう」と、16.5度導入を考えていた。