巷で噂のミニドライバー!中古市場の反応は? ショップを取材してみた!
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。
今回は、ミニドライバーについてお話します。
テーラーメイド、キャロウェイからミニドライバーのニューモデルが発売され、売れ行きは好調な様子です。プロは3Wよりも飛ぶフェアウェイとしてミニドライバーを活用するかと思いますが、アマチュアの間ではドライバーが苦手な方に需要があるようですね。
近年、発売されているドライバーは、ヘッド体積が460cc、クラブ長さは45.75インチ といったように、大型ヘッドに長尺シャフトという組み合わせが当たり前となりました。そのせいかどうかは定かではありませんが、ドライバーだとうまくミートできないというアマチュアゴルファーが多いようです。
ミニドライバーはそうしたゴルファーにとって、ティーショットのフェアウェイキープ率を上げるために、またはドライバーでチョロした時に頼りになるクラブとして利用価値が高いと考えられているのでしょう。
そんなミニドライバーは、以前から発売されていましたが、今年あたりから注目度がグンと上がった影響で、中古市場でも動き出しているようです。
5店舗ほど中古クラブショップを確認しましたが、各店舗3本~5本程度の在庫があるようでした。
中古市場でよく動くモデルは、テーラーメイドのミニドライバー、カッパーです。そして、よく探されているミニドライバーは、キャロウェイのパラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニのようです。こちらは、発売されて間もないので、中古品の在庫は少なく、程度の良いモデルは回転が速いようです。