キャロウェイ「オーパスウェッジ」に“イジワル試打”を実施!寄せにくい難しいライからでもスピン効くの?
発売するなり問い合わせ殺到中のキャロウェイのニューウェッジ「OPUS(オーパス)」。4つのグラインドの個性やスピン量の多さについてはゴルフサプリでも紹介済みだが、どれだけスコアに反映されるのかは未知数。ということで、今回はアマチュアがスコアを崩すきっかけになりやすい難しい3つの状況からどれだけ寄せやすいのか検証してみた。テスターはクラフトマンでプロコーチの関浩太郎。
※試打クラブのロフトは全て58度。バンスはTグラインド=6度、Cグラインド=8度、Sグラインド=10度、Wグラインド=12度。シャフトはMODUS3 TOUR 115を使用。
写真/相田克己 協力/サザンヤードカントリークラブ
まずはW。スピンがかからずヘッドの抜けも悪い状況ですが、その印象を覆してメッチャやさしく打てます! ヘッドがラフに突っかからず抜けがいい。適度にボールが上がるのでそもそもランは少なめですが、スピンもしっかり入ってます。これならピンを狙うくらいのつもりで打っても楽に2パット圏内に運べるでしょう。
Sを打って驚いたのは、30ヤード以下でグリーンも軟らかくないのにボールマークがついたこと。これは相当スピンが入っているあかしで、その通りボールがキュッと止まります。シンプルに打った場合、Sの方がWより球が前に行きますから、Wに比べると幾分手前から足を使って寄せるイメージが奏功します。
オーパスのような単品売りのウェッジは、ちょっと手強いイメージがありますが、Wはそれがゼロなので初心者の方でもOK。Sはそれにやや自在性が加わり、おまけにスピンも効くので、アプローチが苦手の中級者の方が使うと楽しく寄せられるんじゃないかと思いますね。