「俺の ドライバー、シャフト は ディアマナ!」えっ! 本当のディアマナじゃない? 何が違うの?
オグさんがお答えします!
新品のドライバーなのに「ディアマナ」や「VENTUS」「Speeder NX」などなど、シャフトメーカーの人気モデルが”はじめから入っている”ことがある。これはディアマナであってディアマナではない…VENTUSであってVENTUSではないのである。なんのこっちゃ!?と思った人はクラフトマンでクラブフィッターのオグさんこと小倉勇人氏のお話を聞いてみよう!
オグさんです。今回はシャフトについて。先日、こんな話を編集者の方からお聞きしました。「友人とプレーしていたら、『先日買ったドライバーにはじめからディアマナ(シャフト)ついていたんだよね~!得しちゃった!』なんて言うから見せてもらったら、そのドライバーの“純正シャフト”のディアマナだったので、それオリジナルのディアマナじゃないって教えてあげたんだけど・・・」
最近のドライバーのオリジナルシャフト、いわゆる“純正シャフト”は、大手シャフトメーカーに依頼し、それぞれのブランド名を使用したシャフトを装着しているケースが多いのですが、そのシャフトをアフターマーケット用のディアマナが装着されているとご友人は勘違いされたようです。
※アフターマーケット用=単品販売されているシャフト。ショップや工房で販売されているシャフトのこと。いわゆるカスタムシャフトのこと※
「『えっ!?じゃあこのシャフトはディアマナじゃなくて偽物なの!?』なんて言うから、ディアマナであることは間違いないけど、クラブメーカーが独自に依頼して作らせているモデルだよと説明したのだけと、『じゃあディアマナじゃん!』とうまく伝わらず・・・苦笑。どうやって説明すればよかったの?」
確かに同じロゴやブランド名を使用しているので、クラブにある程度詳しくないと、見分けはつかないですし、何が違うのか等、説明はされていませんね。今回は、そのあたりを掘り下げてみましょう。