え! シャウフェレが矯正グリップを使ってる!! 握り方に迷いでもあるの?

2024/11/01 ゴルフサプリ編集部



先週、日本のPGAツアーファンに惜しまれつつも閉幕した“最後のZOZOチャンピオンシップ”。この大会期間中に気になったのがPGAツアー選手の練習内容だ。中でもシャウフェレの練習アイテムには少々驚かされた。誰もがすぐに手に入れられる矯正グリップを使っていたのだ。

「ZOZOチャンピオンシップ」では、日本にながらPGAツアーの選手たちの迫力あるプレーだけでなく、練習風景も間近で見られるためドライビングレンジや練習グリーン周辺にはたくさんのギャラリーが集まる。そのギャラリーの中に、目をキラキラさせながらトップ選手たちのスイングを眺める見慣れた顔が紛れているのを発見。令和の試打職人で知られる石井良介氏だ。ニコニコの石井氏に何を見ていたのかを聞いてみた。

「どんな練習をしているのかを見ていました。PGAツアーの選手って、意外とアナログな練習をしているのですね。脇にタオルやヘッドカバーを挟んでボールを打っていたり、スティックを立たせてスイング軌道をチェックするためのガイドにしたり。練習グリーンでは、コリン・モリカワ選手が鏡面ボードを使って練習しているのを見ました」(石井)

ドライビングレンジでボールを打つほとんどの選手の足元や後方には、GCクワッドやトラックマンといった最新機器が置いてあるのだが、たしかに練習メニュー自体は一般アマチュアもよく知る”お決まり”的な練習をしている選手が多い。

「特に目を引かれたのが、ザンダー・シャウフェレ選手です。矯正グリップを入れた練習用のクラブを使っているんですよ」(石井)