「スマホ首」はゴルフにも悪影響! ストレートネックの人は首を伸ばして「下目」でボールを見て!
ボールを打つことばかりにとらわれると、なかなか上達しないのがゴルフ。ショットを少しでも安定させたいなら、きちんとしたアドレスをしっかり身につけることがとても大切です。
厳しい残暑が終わる気配を見せはじめた頃から、ゴルフスクールに入学する人が増えてきました。たいていの人は初心者、もしくは初級者ですが、なかにはレベルアップしたいと望む中級者もいます。
ゴルフをはじめる人、はじめたばかりの人はスイングの要となる“アドレス”をしっかり身につけてほしいと思います。そこで数回に分けてアドレスについてお話しします。
基本のおさらいとなりますが、その内容は後半に要点をまとめておきます。その前に、ナイスショットが続かない、打点が定まらないと感じている人は、アドレス時に自身の「首」がどうなっているかを思い返してみてください。どうでしょう? 前傾した状態で「首」は頭を下げるようにして曲がっていますか? それとも伸びていますか?
実は、多くのアマチュアゴルファーは、頭が下がって、首が曲がっています。これは現代病である「スマホ首」による悪影響です。アドレスで「頭が前に出ている=首が曲がっている」と、猫背か反り腰のどちらかになりやすくなります。そして、そのどちらでも、胸(胸郭)をスムーズに回転させることができなくなります。また、頭が前に出ていることで、ダウンスイング時に体が前のめりになりやすくなる人もいるでしょう。
このように、ささいなことに思えることでも、大きな障害となってしまうので、アドレスがナイスショットの要と言う理由です。