ドライバーで“テンプラ”する人はティアップが高すぎ!? 普段より1cmくらい短くしてみて!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】
JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.43
ティーイングエリアにも傾斜があり、それがミスの元となっていることもある。左足上がりになっているティーイングエリアでヘッドがボールの下を潜ってしまい、“テンプラ”が止まらないようなら、ティの高さに注目してほしいと言うJLPGAティーチングプロ・勝又優美。さて、それはどういうことだろう。
月に1~2回のペースでラウンドを楽しんでおられるEさん。ゴルフ歴7年で平均スコアが90台半ばのアベレージゴルファーですが、次のような質問をいただきました。
「同じコースを回ることが多いんですが、ティショットで必ずテンプラが出るホールがあるんです。なぜだろうと仲間に話したところ、ティーイングエリアが左足上がりになっていることがわかりました。こういう場合にテンプラをなくす方法ってあるんですか?」
確かにティーイングエリアが傾いていることはあって、その場合の多くは左足上がりです。ティショットでボールが上がりやすくするため、という説もありますが、それはさておき、左足上がりでいつもと同じようにティアップするとテンプラが出やすくなることは事実です。
左足上がりで左カカト延長線上にいつもと同じ高さでティアップすると、左足側の地面とボールとの高低差はいつもと変わりませんが、右足との高低差はそれより大きくなります。仮に左足が2センチ高くなっていたら、右足から見ればいつもより2センチ高くティアップしたことになるわけです。