右足の高さを基準に見てティアップが高すぎなければOK
月に1~2回のペースでラウンドを楽しんでおられるEさん。ゴルフ歴7年で平均スコアが90台半ばのアベレージゴルファーですが、次のような質問をいただきました。
「同じコースを回ることが多いんですが、ティショットで必ずテンプラが出るホールがあるんです。なぜだろうと仲間に話したところ、ティーイングエリアが左足上がりになっていることがわかりました。こういう場合にテンプラをなくす方法ってあるんですか?」
確かにティーイングエリアが傾いていることはあって、その場合の多くは左足上がりです。ティショットでボールが上がりやすくするため、という説もありますが、それはさておき、左足上がりでいつもと同じようにティアップするとテンプラが出やすくなることは事実です。
左足上がりで左カカト延長線上にいつもと同じ高さでティアップすると、左足側の地面とボールとの高低差はいつもと変わりませんが、右足との高低差はそれより大きくなります。仮に左足が2センチ高くなっていたら、右足から見ればいつもより2センチ高くティアップしたことになるわけです。
わずかな左足上がりでも体重は無意識に右足にかかります。スイングがアッパー軌道になるドライバーではなおさら。つまり、右足の高さの感覚で打つ感じになるため、ヘッドがボールの下を潜ってテンプラになりやすいのです。
ということで、対策は右足を基準にティアップすること。左足上がりだなと感じたら、いつもより低くティアップしましょう。どれくらい低くするかといえば、右足の高さから見た時にティアップが高すぎなければOKです。ティーイングエリアでは、あからさまな左足上がりはほぼありませんから、低めにすると言ってもせいぜい1センチ程度でいいと思います。
テンプラが出るとボールを当てにいったり、ヘッドを上から入れるようになります。ラウンド中にこうなると収拾がつかなくなるので、みなさんもテンプラが出たら、まずはティーイングエリアが左足上がりになっていないかを確認してください。
勝又優美
かつまた・ゆみ JLPGAティーチングプロA級。就職したホテルが所有するゴルフ場勤務となりゴルフをスタート。ゴルフを楽しむ人々にふれ、日本の大人たちを笑顔にしたいとティーチングプロの道に。2010年に認定ティーチングプロとなり13年には A級ライセンス取得。やさしくてきめ細やかな女性らしいレッスンで大人気。堀尾研仁氏主宰の「KEN HORIO GOLF ACADEMY」に所属。


