パッティングにこそ「型あり」!好調を維持するパターの選び方・調整の仕方【1】
【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】
クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。ゴルフクラブを買う際に必要な「正しい知識」を教えてくれる! スコアに直結するパター選びのヒントを聞いた!
みなさん、パッティングは本当に難しいですよね!でも、ゴルフにおいて、パットをしないで終わることはほとんどありません。基本的には、ゴルフの最後のストロークではパターを使うことになりますし、ほとんどの方が1ラウンド中、最も使うのもパターでしょう。
そのパターをどう選ぶのか?は、もしかしたらみなさんのゴルフを左右すると言っても言い過ぎではないと考えています。
そして、パッティングにおいて、一番に言われていることは、「パッティングに型なし」、結果がすべて、入ればよい!というものでしょう。
もちろん、結果についての異論はありません。やはり最後は入らないと終わりません。
ですが、「パッティングに型なし」ということは、僕の中ではないと考えています。
「パッティングこそ型あり」と考えています。
基本は一つ! やはり真っすぐに転がすこととなりますから、スクエアにストロークして、スクエアに当てることだと考えています。
もちろん、ストロークや、フェースの向きがズレていても、入ることはあるでしょう。
そういう感覚で、ストロークは少しアウトサイドインだけど、うまくフェースを開いて当てて打ち出したい方向に打っている方も多数います。(インサイドアウト+クローズフェースの方もいらっしゃいます)
こういった方は結果も出るので、上記のやはり「パッティングに型なし」ということにつながっていくのだと思います。
ですが、こういった繊細な微調整に頼ったストロークをしている方は、調子が悪くなった時に急に入らなくなったり、調子の波が激しくなったりします。
もちろん、そのままずーっと好調の方もいます。それは自分の型を持っているからであって、その人なりの型を維持できれば、調子も良いままということもあり得ます。
そうであれば、やはり、しっかりとした基本に沿った型を目指していくことで、調子の維持をしていくことこそが、よりハイレベルなゴルフを目指せるのではないでしょうか?
そしてその調子を維持するためのパターの選び方、調整方法をご提案したいと考えています。