なんで女性用のクラブはピンクでウェッジは軽量しかないの? レディスゴルファーとレフティのギアの悩みは?
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第170回
人気シャフトの重量・フレックスのラインアップを見てみると、ジェンダーレス化が進んでいるように感じられる。女性のニーズが完璧とは言えないまでも、満たされつつあるのだろう。だが、レフティに目を向けると、特に試打事情はまだまだ道半ば。大蔵ゴルフスタジオのフィッター野倉氏とゴルフライターT島が語り合います。
写真/T島
今回も全日本チームスクランブルゴルフ選手権2024(主催ゴルフライフ)の関東ブロック決勝にお呼ばれしてフィッター野倉(ダイナマン)とクラブセッティングチェックした際に交わした会話の内容がテーマです!
印象に残ったのがレフティとレディスゴルファーの悩みでした。
チームスクラブンブルは、女性がレディスティからティショットできるので、1組に1名ぐらいレディスゴルファーがいたね。
女性ゴルファーにティショットで活躍していただけると、かなり有利になりますよね!
レフティの方は、話題のクラブを試す機会がないことについて悩んでおられたな。
大蔵ゴルフスタジオにはレフティー、レディスのお客様がとても多いんです。
レディスゴルファーの比率はゴルファー全体の23%、レフィティーは3%というデータを見たことがある。
レディスゴルファーは、男性ゴルファーみたいな“憧れ”や“見栄”からクラブを選ばない傾向があります。私がナイスショットを続けられるクラブをください!って感じです。
結果が全て。リアリストですね!
そうです。最新モデル、最新シャフト、プロ使用モデルなど関係ない。とにかく本質的なので、非常にフィッティングの効果が出やすいです。
なるほど! それは言えている。とにかく自分にベストなものが欲しい! そのためにフィッティングスタジオに来るのですな。