ネックが長いとレア度高し! タイガーがプロ初優勝時に使用していた「スコッティデール」 VOl.4【連載スコッティ・キャメロンが好き!】
CAMERONパターを中古クラブ専門家が紐解く VOl.3
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、タイガー・ウッズも使用していたスコッティデールについてお話します。
タイガー・ウッズが、1994年と1995年の全米アマチュア選手権を連覇した時は、ピンのアンサー2を使用していました。そして1996年、一時期オデッセイのパターも使用していましたが、全米アマチュア選手権の3連覇を達成した際には、スコッティ・キャメロンのニューポートを使用していました。
このニューポートは、フェースインサートがないモデルでプロプラチナム仕上げです。
さらに1996年、プロ初優勝の時にはスコッツデールを使用。このモデルは、ロングネックでストロークがゆっくりできるメリットがあり話題になりました。
しかし、パターのネックは、長さ5インチを超えてはならないというルールにより、ネックの長さが修正されました。
タイトリストはリコールしましたが、逆にコレクターからはネックの長いスコッティデールは“レア物”として捉えられ、プレミアが付くほどの人気モデルとなりました。
スコッティデールの現在の中古販売相場は、5万9800円〜13万円です。
ヘッドカバーは、クラシックシリーズよりも厚手の革で、無骨な感じでレアです。
ヘッドカバーだけでも2万〜3万円ほどでほどで取引されています。