飛ばせるグリッププレッシャーは落とさない程度に軽く握る。『スマホを持つときの力加減』がいい【飛ばしてなんぼ!】

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.20

2025/01/27 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がレクチャーする「すぐに飛ばせるようになるコツ」シリーズ。第20回は飛ばしの力感についてのアドバイス。グリップの握り圧のことだが、「強く握るよりは緩めに握るのがいいですよ」と小池。でも緩めに握るってどのくらいの強さなの?

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

グリップを握る強さのことをグリッププレッシャーともいいますが、どのくらいの強さで握るのがいいのでしょうか。力感とか握り圧というのはゴルファー自身の感覚ですから、「このくらいが正しい」というのは伝わりにくいかと思います。自分で握りの強さを加減しながらスイング練習して、自分なりの適切な感覚を把握するしかありません。

ひとついえるのは自分でクラブがしっかり振れるような力感がベストであって、強く握りすぎるよりは柔らかめにグリップするのがいいということです。

野球のバットを持つように、グリップを手のヒラで握ると腕や手に余分な力が入りやすく、カラダがスムーズに回転しにくくなります。左手はグリップの下側から、小指側から順にグリップに巻きつけて指で締めるように握りましょう。指で絡め持つという感じです。小指側でグリップを絡めるように持つと、左手を軽く握っていてもフィット感が出てきて軽く持ってもクラブが落ちませんよね。

わかりやすくいえば、携帯電話を持つくらいの力感です。携帯電話を持つときはギュッと握りしめる人なんていないでしょう。携帯電話は軽く持っても落とすことはありませんし、歩くときだって携帯電話の下側から指で支える感じで落とさないくらいの力感で持っているはずです。

ゴルフクラブも同様で、手から落とさないくらいの力感で持つのが基本であって、そのためにも左手の小指側で絡めるように持ち、右手もグリップに軽く添える感じで握りましょう。

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