【絶対に使ってはいけないゴルフボール】突き詰めるとボールは4種類。でも選択肢は3つしかない。

吉本巧のゴルフギア教室 第58回

2025/03/15 ゴルフサプリ編集部



ボール選びに迷っているアマチュアは多いのではないだろうか。ショップにはたくさんのブランドのボールが並び、説明を読んでも本当に自分に向いているのか判断するのはなかなか難しい。そこで、緻密な分析をもとに詳細な解説が好評な吉本巧コーチにボールの選び方を聞いた。

実は、ボールは意外とシンプルに選べます。星の数ほど種類があっても突き詰めればボールには4種類しかなく、そのうち流通しているのは3種類。つまり3つのうちから1つ選べばいいからです。
そもそもボールは規格が細かく決まっていて、メーカーはその狭い範囲でしか理想のボールを追求するしかありません。ですが、他社と差別化するためには、違いが備わっていなければいけません。ですから、ボールを構成する材料や工程、突出させる部分を変えて、違いを出しているのです。その微妙な違いに好き嫌いが出るわけですが、突き詰めればボールの種類は流通している3種類となるわけです。

ご存知のように、ボールは表面(カバー)とコアでできています。3ピース、4ピースなど複数の層で構成されているものもありますが、それはコアの作りが違うだけで、パーツとしては表面とコアの2つ。それぞれの硬さによって以下の4つに分かれます。