「258CBP アイアン」はいろいろちょうどいい。ちょっと飛んでやさしい軟鉄鍛造【試打レポート】
『258CBP アイアン』をロマン派ゴルフ作家が検証する!【BGMT】

ブリヂストンスポーツは『258CBP アイアン』を2025年3月7日に発売。キャッチコピーは“鍛造に飛びを。”だが、そのコピーの通りちょっと飛んでくれる軟鉄複合鍛造アイアンの試打レポート。
鍛造アイアンのストロングポイントを徹底して追求する「242CB」「242CB+」に連なる、飛距離を際立たせた鍛造アイアンという立ち位置を感じさせる『258CBP』。
ボディにフェースを圧着し、そのフェースの裏側、バックフェースには衝撃吸収材がはめられている複合構造アイアンである。“軟鉄複合鍛造アイアン”という新しい呼び方を提案しているのも特徴だ。
テクノロジーとしては「360度 ポケットキャビティ」という全周が深いキャビティで、特にソールに貫通しそうな深いアンダーカットを施した設計が目立つ。見た目ではわからないが、実質的に中空ヘッドと同様な優しさを生む構造になっている。
5番から7番に採用されている「Soft & Speed フェース」は、高強度材SAE8655クロモリモリブデン鋼を採用し、裏側の外周を薄い肉厚で反発性能を向上して、打点は2.7ミリの厚さをつけることでやわらかい打感を追求したそうだ。