2024シーズンに勝率No.1となったダンロップ「NEW スリクソン Z-STAR シリーズ」が新素材を採用するなどしてフルモデルチェンジ。「ダイキンオーキッドレディス 2025」で、その「NEW スリクソン Z-STAR シリーズ」を使用していた26名を調査した。
（ゴルフトゥデイ本誌No.635より）

トウモロコシから抽出した成分を原料とした環境にやさしい新素材の発見、その新素材がカバーの進化に活かされている新しい「スリクソン Z -STAR シリーズ」。最も進化した部分はアプローチスピンだ。容易にスピンがかかるだけでなく、スピン量の安定感がピカイチだと使用選手たちは言う。

3モデルある「スリクソンZ -STAR シリーズ」で、女子プロに最も人気があるのは「Z -STAR XV」だ。これは前作でも同様で、女子プロたちは変わらず飛距離を重視している。次に使用選手が多かったのは、150から200ヤード前後の距離からグリーンに止まる理想的なスピン量が得られる「♦（ダイヤモンド）」。ツアープロの間で人気が徐々に高まっており、男子ツアーでも使用選手が増えている。ドライバーで最も低スピンになるが、ショートゲームでは最もスピンがかかりやすい「Z -STAR」は、米女子ツアー参戦中で岩井千怜とともに開幕週に同週優勝を遂げた竹田麗央が使用中だ。

開幕戦に「Z-STAR XV」を使用する岩井千怜が優勝したことで、早々に国内女子ツアーで3年連続の勝率No.1を実現するための1歩を踏み出した「スリクソン Z-STAR シリーズ」。使用選手の中には、絶対的な安定感を誇る小祝さくら、期待の新星・菅 楓華をはじめ勝ち星を積み上げてくれそうな選手が多い。さらに、米国女子ツアーでは竹田麗央が「Z-STAR」を使用して、早くも米女子ツアー2勝。その米女子ツアーには岩井明愛・千怜姉妹、そしてメジャー優勝を経験している畑岡奈紗（Z-STAR XV使用）、渋野日向子もいる。2025年は国内のみならず、米女子ツアーでも勝率No.1を実現してしまうかもしれない。