ウェッジの“ソールいじり”は慎重に! 削ったものは戻らないんですよ!
鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第61回

ウェッジのロフト・ライ角を曲げたり、ソールを削ったりすると“自分だけの一本”っていう感じがしてカッコいいし、より愛着が沸きそうだ。ウェッジを買い替えるより安上がりなら、なおのことやってみたくなる。カリスマフィッターの鹿又さんに相談してみよう。
一般的に、ウェッジの調整をすることが多いのはロフト・ライ角の調角です。あとは、長さやグリップの変更。ハードルが上がっていくと、ソールを含めたヘッドのグラインド(削り)になるでしょう。
これらはいずれも効果はあります。振り心地、ヘッドの抜け、インパクトのフィーリングなど全部が変わってくるので、全く効果がないということは絶対にありません。
なかでもライ角を直す、グリップを替える、長さを変えるといった、自分に合わせることに関してはそんなに失敗しないと思うんです。ただ、ソールを含めたヘッドのグラインドというのは、かなり専門的にはなります。削ってしまったものはもう戻らないので、慎重にやってください。