ボギーオンのマネジメントでプレーの質を向上
100を切るにはまず、ボギーペースで回ることを目標にするといいと言われますよね。90切りが目標の人も基本はボギーペースのプレーを第一に考えて、いくつかパーが取れれば80台のスコアを達成できます。70台が出なくても、80台が出たり90台前半で回ったりするのが一番楽しいゴルフでしょう。
つねに80台を出せるようになりたいなら、ボギーペースよりもワンランク上のレベルを目指すのがオススメです。ショット能力がある程度備わっていてコースマネジメントの鉄則も理解しているでしょうから、これからは18ホールどこでもパーパットが打てる状況を作ることにベストを尽くすのがいいと思います。どんな長いパットでもいいから、パーパットが打てるようにするにはどうしたらいいかを考える。そうするとボギーオンが一番の目標となるわけです。
3打目でグリーンオン。ボギーオンすれば 次はパーパットが打てる。そんな思考でプレーしよう
パーオンできなくてもイージーなアプローチを残して確実にボギーオンを果たせるようにする。つねにボギーオンして、つねにパーパットが打てるようにする。10メートル以上でもOKですし、1メートルくらいなら最高です。パー4ホールでいえば4オン1パットのボギーがダメというわけではありませんが、3オンをノルマと考えましょう。2打目でグリーンに乗せるならバンカー越え。ミスしたら次は苦手なバンカーショットになるかもしれない。でもバンカーを避けるならグリーンは狙えない。そんなケースでも3打目できっちりグリーンに乗せる作戦を立てるのです。
そのホールのスコアは結果的にボギーかもしれませんが、パーパットが打てたというところがマネジメントのミソです。もしバンカーに入ってしまったらボギーオンできない可能性だってあります。ボギーペースを目標とするのはボギーの結果を基準と考えることであって、パーが取れることもあればダボもどこかで叩いてしまうでしょう。けれどもボギーオンが目標のゴルフならパーが取れる回数が増えますし、ダボは激減するはずです。
清水重憲(しみず・しげのり)
1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。




