「自分が打つ番になると周囲の目が気になって仕方ありません」
A.「自分のできることに最善を尽くす意識をつねに持ちましょう!」
他人のことに無関心になってみるのもアリ
つねに周囲の目が気になってソワソワしてしまうのを直すにはどうしたらいい? というご質問ですが、私が思うには自意識過剰ではないでしょうか。ハッキリいいますと自分がナイスショットを打とうがミスしようが、他人はほとんど気にしていません。大勢の友達とカラオケに行っても、誰かが唄っていてもほとんど聞いていないし、お喋りに夢中ですよね。
メカニズム的にいえば他人の目が気になる人は、他人のことを気にするタイプだと思います。自分が他人をすごく見ているから、他人も自分をすごく見ていると思い込むわけです。今はSNSで誰かがどこに行った、何を食べたとかつねに発信していて、それを気にしている人は自分も発信したくなるでしょうし、他人が何をしようが気にならない人は自分をアピールしようという気も起こらないでしょう。
対策法としては、いい意味で他人のことに無関心になってはいかがでしょうか。もうひとつは他人の目のどんなことが気になるのかを、自問自答することです。朝イチのティショットでOBを打ったら恥ずかしいとか、グリーンを狙ったショットが大ダフリしたら笑われるなど、大抵はミスの結果を怖がってばかりいます。そのためにショット前の状況確認やルーティンワークがおろそかになり、ミスショットが出やすくなるのです。プロだってOBを打ちますし、ダフってしまうこともあります。ゴルフはミスのゲームと言われるくらいですから、ミスは恥ずかしいことではないのです。
自分がどう思われるのが怖いのか。それに対して自分がどう思っているのか。他人の目が気になるのは、意識が他人にいって自分には目がいっていないからです。他人は他人、自分は自分です。ゴルフを楽しみたいのは自分なのですから、自分の世界に浸ってプレーしましょう。結果を先に考えないで、今やるべきことをしっかりやる。そうすれば自分に対して意識を集中できるようになります。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


