雨ゴルフでもスコアを落とさないコツは? 低い球を打つ、ピンをデッドに狙う、パットのラインは浅く読む……石井良介が解説
石井良介のゴルフ・すべらない話:第80回

梅雨がやってきました。この時期は、しとしとジメジメ、ゴルフも楽しくできないですよね? でも、プレー中に降ってきてしまったら仕方ない。そこで、雨ゴルフでも楽しむコツ、スコアを落とさずにいるコツを石井良介に教えてもらった。
地球温暖化の影響か、年ごとに季節がどんどん前倒しになっています。いまやゴルフに最高の初夏のシーズンはほぼなくなり、もはや梅雨の様相。そこで早めに雨の日のゴルフについてお話ししたいと思います。
スタート時に雨が降っていたらレインウェアを着てティオフすることになることが多いでしょう。レインウェアを着てスイングした場合、スイングスピードは1m /s程度落ちます。また、飛球に雨が降り注ぎ、着弾後もランが出ないので飛びません。雨量が多ければランはゼロになり、トータルで30~40ヤード通常より飛距離をロスすることになります。
ランが出ないのはティショットだけではありませんから、グリーンを狙う時はピンデッドに打ちます。雨量にもよりますがグリーンは止まりやすくなるので、バンカー越えや池越えのショットでもアグレッシブにピンを狙っていく感じなります。
その場合、滞空時間が長いショットほど雨風の影響を受けますから低めの球を打つ。もっともこれは、グリーンを狙う時に限らず全てのショットに言えること。カジュアルウォーターの救済が受けられないところでは薄めに打つこともあります。