あなたに必要なユーティリティはどれ? ロフト別に特性と適正を解説!

吉本巧のゴルフギア教室 第80回

2025/08/16 ゴルフサプリ編集部



「ユーティリティ(以下UT)は、その名の通り役に立つクラブだが、いくつかの点をクリアすればずっと使える相棒になり、選び方を間違えると難易度が上がって使い勝手が悪くなる」と言う吉本巧コーチ。そこで、自分に合うUTを見つける方法を解説してもらった。

というわけで、今回はUTをロフト別に10度台、20度台、30度台の3つに分け、その特性と適正を見ていきましょう。具体的には16、19、22、25、28、31、34度の7種類。アベレージゴルファーに需要の多い20度台は3種類紹介しますので、みなさんが望む特性を有するロフトの目星をつけてみてください。

なお、ロフト設定はメーカーによって異なるので、ここで挙げるロフトがない場合には、その前後のロフトの目安としてください。難易度についてまとめると、ロフトが少ないほど難しく、多いほどやさしくなります。ここでは16度が一番難しく、34度が一番やさしい。25度が中程度の位置付けになります。また、全てのUTはカーボンシャフトの装着を前提とします。では順を追って説明しましょう。