練習量やラウンド頻度で変わる! 選ぶべきアイアンとブレンディングの最適解
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第209回
練習量やラウンド頻度によって、選ぶべきアイアンは変えたほうがいいのでは? コンボセット、最近ではブレンディングとも言われるアイアンセットの考え方や、やさしいモデルと難しいモデルの使い分けを、大蔵ゴルフスタジオのフィッター・金子氏とゴルフギアライター・T島氏が語ります。
T島さんのアイアン、8番からPWはブリヂストンの「241CB」ですよね。 このモデルはキャビティですが、浅いハーフキャビティなので、マッスルバックというかブレードアイアンに近いですけど、T島さんといえば、やさしくてカッコいいアイアンが好きなイメージがありましたが……
PXGの中空アイアンとか、ですかね?
そうですね。ライ角調整のために素材にこだわりつつも、性能はやさしいアイアンが好き、というイメージでした。
私はアイアンセットをウェッジの延長として考えているのですよ。PW・9番・8番は飛ばなくても良いですし、しっかり当てられます。飛距離のブレも許容範囲です。飛ばなくても良いなら、構えやすくて扱いやすいものを使いたいのです。でも、7番から上の番手はしっかり当たらない時もあります。だから「258CBP」というキャビティが深めのアイアンを入れています。
なるほど。昔からT島さんといえばブレンディング、コンボセットでしたものね。
今は週5くらいでインドア練習場に通っているので、「241CB」のようなアイアンを入れています。PWから8番まではウェッジの延長、7番以降はアイアン型UTのイメージです。飛距離のブレが収まれば良いと思っています。
現在の練習量によってセットの内容を変える、ということですか。
大正解です。ちなみに、私はマメに測定データもチェックしています。インドア練習場だと距離のブレもわかりますし、計測器もありますからね。