渋野日向子は現在ポイントランキング102位、ハワイで巻き返しなるか!?【1日開幕 ロッテ選手権】
日本のファンとしては米ツアーに残って欲しい気持ちと日本でプレーして欲しい気持ちと半々?(写真/Getty Images)
今週のアメリカLPGAツアーはハワイを舞台に1~4日まで「ロッテ選手権」が開催される。注目は現在ポイントランキング102位で“準シード”からも圏外となってしまっている渋野日向子だ。今シーズン出場が確定しているのは2試合だけ。日本のレジェンドが初代女王となっている大会での巻き返しが期待される。
渋野日向子が窮地に立たされています。
現在のポイントランキングは102位。
来シーズンのアメリカLPGAツアーに出場するためには「プライオリティリスト」でできるだけ上のカテゴリーに入る必要があります。
20段階ある同リストの最上位「カテゴリー1」は前年シーズンのポイントランキング上位80位まで。LPGAツアーの出場資格には「シード権」の言葉はありませんが、この「カテゴリー1」が実質的なシード権だといえます。
以下のカテゴリーには昨年、竹田麗央が「TOTO」で優勝して入った「カテゴリー7」(ノンメンバー選手の優勝)。
今年、原英莉花が資格を獲得した前年の下部ツアー賞金ランキング上位10位以内の「カテゴリー9」などがあります。
前年のポイントランキング81~100位は「カテゴリー11」。
ここまでが“準シード”ともいえる出場順位を得られる目安だといえます。
渋野の102位は、このままだと来シーズンのプライオリティリストでQシリーズ(予選会)の上位25人より下の「カテゴリー16」となり、優先出場順位は160〜170番目ぐらい。
シーズン中のリシャッフルでさらに下がる可能性もあります。
では「カテゴリー1」または「11」に入るためにはどの程度の成績が必要になってくるのでしょうか。