みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。藤倉コンポジットから登場したニューシャフト「SPEEDER NX GOLD」。これは「SPEEDER NX GREEN」の後継モデルということですが、すでに多くの女子プロゴルファーがこのシャフトに変更して、結果も出しています。一体どんな性能のシャフトなのでしょうか。コースでがっつりと試打しましたのでレポートしたいと思います。

〈取材・文・写真提供　野村タケオ〉

「SPEEDER NX GOLD」の特徴としては、まずは「DHX」テクノロジーです。これはこれは従来の0度（ストレート層）、90度（フープ層）、45度（バイアス層）以外の「第2のバイアス層」を積層することで、ねじれ剛性としなり戻りの最適化を図ったもの。全長にこの「DHX」を採用したことで振りやすさが向上。ヘッドスピードと飛距離性能アップに貢献しています。

さらに「VTC（Variable Torque Core）」も採用されています。これは先端から中間部の捩れ剛性を高めることで、スイング中のシャフト挙動を安定させ、効率の良いインパクトを実現するもの。これによりクラブのスピードや加速度、方向性などが向上しています。