アイアン型ユーティリティに再注目! ミドルアイアンの代役は”構えやすさ”を優先したクラブがいい
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第216回
ショートウッドの流行からユーティリティの進化まで、クラブの「中間番手」は時代とともに姿を変えてきた。そんな中で、近年“アイアン型ユーティリティ(UT)”が再び注目を集めている。ゴルフギアライター・T島氏と大蔵ゴルフスタジオのフィッター・野倉氏が、アイアン型UTの魅力と可能性、そして最新事情について語り合います。
ショートウッド普及委員会に続きまして、絶滅危惧種のアイアン型UTを救う会を作りたいと思います。
T島さんのセッティングにアイアンの居場所がどんどん少なくなっていきますね(笑)。つい先日、アイアンをリシャフトしたばかりなのに。ショートウッドからアイアン型UTにつなぐんですか? ウッド型UT大好きだったのに。
ショートウッド、ウッド型UT、アイアン型UTをどう組み合わせるかは、コースによって使い分けたいと考えております。
T島さんが感じたメリットは何でしょうか?
ショートウッドが生まれたのは、パーシモン全盛でメタルウッドが流行り始めた頃。ロングアイアンが難しいという声に応えて登場したのが、キャロウェイの「ビッグバーサ」や「ウォーバード」などのショートウッドでした。その後、各社が7Wや9Wをラインナップしたんです。
確かPRGRの「インテスト」も、当時は同じターゲット層でしたよね?
そうそう。まだ“ユーティリティ”という言葉がなかった時代ですね。そこからキャスコの「パワートルネード」などが登場して、ユーティリティが一般化しました。
でも、T島さんの狙いは、ロングアイアンの代わりというより“ミドルアイアンの代役”なんですよね?
そうなんです。ミドルアイアンのポジションがウッド型UTに奪われつつある今、あえてアイアン型UTをそのポジションに戻したい。ミドルアイアン代わりなら、寛容性よりも構えやすさが大事だと思うんですよ。
なるほど。ユーティリティの進化が“構えやすさ”の再評価を生んでいるということですね。