ドライバーで飛ばすなら息は止めておく? それとも息を吐きながら打つ? 飛ぶ呼吸法を解説

飛距離アップレッスン・一問一答 『ゴルフ飛ばしてナンボ!』の小池正次がゴルファーたちの疑問を解消!

2025/12/09 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで人気の小池正次が、ゴルファーたちの会話に出てくるちょっとした疑問に回答し、飛距離アップをサポートしてくれる新シリーズ。第12回のテーマは「呼吸はスイング中、止めていた方がいい? それとも吸って始動で、吐いてインパクト?」。案外難しくて、答えが見つからなさそうだけど…。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

スイング中、呼吸をどうすればいいか。この問題について考えたことはありませんが、私なりの答えを明かすなら息を止めたままがいいでしょう。息を吸ったり吐いたりしないで、無呼吸のままでスイングしているという実感があるからです。

吸ったり吐いたりするのは、スイングにいい影響がないような気がします。バックスイングで息を吸いながらクラブを上げると上体が起きやすいイメージがあるし、インパクトで息を吐くのも上体が突っ込みやすいのではないでしょうか。それが間違いというわけではないですが、スイングのリズムやテンポ、インパクトのタイミングなどにズレが生じやすいように思えるのです。

気合を入れるという意味で、インパクトの瞬間に「ヤーッ!」と大きな声を出すとパワーがみなぎって遠くに飛ばせそうな気もしますが、上体が力んでしまうとしたら逆効果です。腹圧を入れて大きな声を出すことで前傾角度をキープしてインパクトを迎えられる人ならいいですが、やったことがないのにいきなりやろうとしても無理があります。